寒い時期になってくると困ってしまうのが、窓ガラスについてしまう結露ではないでしょうか。沖縄などの暑い地域に住まわれている場合はそれほど大きな問題にはならないかもしれません。しかし、一般的に冬が寒くて暖房を使用するという場所であれば必ず結露は発生してしまいます。この結露は、窓の一部の湿度を上げてしまうことからカビの発生を助長するなど、かなり問題があります。それではこの結露、どうにかして無くすという対策は立てられないのでしょうか。

それについては幾つかの方法があります。まず考えられるのは、極端な話ですが冬に暖房をつけないということです。結露は外気温と内気温の差が大きくなることによって起こる現象ですので、その温度変化を起こさなければ良いため、空調設備を使わなければ簡単に結露を防止することが可能であると言えるでしょう。ただ、この方法はかなり現実的ではありません。というのも、寒い地域でエアコンをつけなければ凍え死んでしまう可能性がありますし、少なくとも不快な生活を強いられてしまいます。そのためもっと効率のいい結露防止方法は無いのかというと、実はあります。その方法とは、結露ができないような窓ガラスを取り付けるということです。

窓ガラスは、一般的に使用されている何の特徴もないガラスだけではなく、様々な機能を有するガラスも存在しており、その中に結露を防止してくれるタイプのガラスもあります。このガラスは特殊な加工がなされていること、そしてガラスが二重になっているなどの点から結露ができにくい構造となっているのです。なので、この結露ができにくいガラスを自宅の窓に取り付けることによって、結露を防止することが可能になるでしょう。

換気をする方法も結露を防ぐ点で有益ですが、このような特殊な窓ガラスを取り付ける方法には敵いませんので、もし結露に困っているのであればこの方法を試してみるといいかもしれません。